本当に好きな人と初デートをしたときに、一番重要なことは何でしょうか?
自分がデートを目一杯楽しむことでしょうか?
その日のうちにキスをすることですか?
その日のうちにエッチをすることですか?
1~2回会って、一晩限りで終わる相手であればそれでもいいかもしれません。
しかし本当に好きな人であれば、良い関係を長く続けたいですよね。
相手に自分のことをより好きになってもらうことが一番大切な目標のはずです。
では、どうすれば好印象を与えることができるのか?
この記事で紹介する『マーキング』という心理テクニックを使えば、あなたの印象は格段に良くなります。
マーキングで相手に好印象を与える
好印象な人と言えば、どんな人が思い浮かびますか?
ポジティブで明るい性格の人、人の悪口やダメ出しをしない人、思いやりと優しさを感じる人、あなたを笑わせてくれる人。
こんなタイプ人が思い浮かんだのではないでしょうか。
あなたもこういう人になれば、好きな人にもっと気に入ってもらえます。
しかし、性格をすぐに変えるのは不可能だし、ユーモアのセンスは今日明日で身につくほど簡単なものではありません。
でも、ちょっとの工夫であなたを良い印象に見せる方法があります。
それが「マーキング」です。
マーキング(marking)とは直訳するれば「印をつける」という意味です。心理操作で使うマーキングでは「言葉に印をつける」のです。
例えば、彼女にこんな話をしていたとします。
俺、宇多田ヒカルめっちゃ好きなんだよね。『automatic』聴いたときに、もうワクワクしたっていうか、この人はモノが違うって思ったんだよね。歌詞も知的だし、メロディアスだし、リズムも乗れるでしょ?しかも当時まだ15歳だったじゃん。天才だと確信したよ。実際に頭も良いよね。今では紅白も出ちゃって国民的に愛されるアーティストになったと思うよ。結婚もして、今は幸せそうだし、ずっとファンだった俺としても嬉しいな。
宇多田ヒカルさんの大ファンであることを熱っぽく語っていますね。ただこれだけでは普通の言葉になってしまいます。
マーキングをすることによって、彼女の気持ちの中にも明るさや愛情を感じさせます。
俺、宇多田ヒカルめっちゃ好きなんだよね。『automatic』聴いたときに、もうワクワクしたっていうか、この人はモノが違うって思ったんだよね。歌詞も知的だし、メロディアスだし、リズムも乗れるでしょ?しかも当時まだ15歳だったじゃん。天才だと確信したよ。実際に頭も良いよね。今では紅白も出ちゃって国民的に愛されるアーティストになったと思うよ。結婚もして、今は幸せそうだし、ずっとファンだった俺としても嬉しいな。
赤字にしたワードは、ポジティブな意味を持つ言葉です。
マーキングでは、このようなポジティブな言葉を言うときだけ、少し声を大きくしたり、高くします。
強調するのです。
そうすると、聞いている彼女の脳内には「めっちゃ好き、ワクワクした、モノが違う、知的、メロディアス、天才、良い、愛される、結婚、幸せ、嬉しい」という明るい印象が残ります。
細かい話の内容は忘れてしまっても「あなたの話は明るくて楽しかった」という印象が残るのです。
想像してみてください。
ある鉄道オタクの人が、自分がどれだけ電車が好きなのかを大声で楽しそうに話している姿を。
興味のない人が聞けばちょっと引くくらいの熱量で話しています。すごく楽しそうに大声でマニアックな話をしています。
話の内容にはついていけませんが、その人自身は明るい人だと感じませんか?
ある鉄道オタクの人が、自分がどれだけ電車が好きなのかを無表情でブツブツと小さな声で話をしていたらどうでしょう?
気持ち悪いですね。
話の内容とは関係なく、その人からは暗くジメッとした印象しか受けません。
「好き」や「楽しい」という感情につながる言葉だけを強調して話すだけで、他人が感じる印象はまったく変わります。笑顔なども加わればさらに効果が高まります。
マーキングを自然に出来る人もいますが、ちょっと不器用で上手くできず損をしてしまっている人も多いです。
損をしている人は、マーキングを意識してみてください。それだけでも好感度がグッと上がるものです。
マーキングの方法 いろいろ
マーキングは、ポジティブな言葉を印象つければ良いだけなので、そのワードを大声や高い声で言う以外にも方法がいろいろあります。
たとえばポジティブなワードだけ、少し間を開ける、低い声で言う、ゆっくりと言う、と言った方法でマーキングしても良いです。
あるいは、そのワードを言うときだけ相手と目を合わせる、相手の体に少し触れる、相手の視界に入る位置で自分の手を開いてパーにする、など体を使ったマーキング方法もあります。
さらに、相手がポジティブな言葉を言ったときに繰り返すというやり方もあります。
相手のポジティブな感情に同調してあげることで、会話全体の印象が楽しいものとなります。相手の心は「この人と話をしていると楽しい」と感じます。
やり方は単純ですが、すごく効果的な会話法(バックトラッキングという会話術)です。
バックトラッキングについてはこちらの記事も参考にしてみてください。
-
話し方を真似するだけで信頼される心理会話術バックトラッキング
続きを見る
最後にめちゃくちゃ下品なマーキング方法も紹介します(笑)
相手を性的な気分にさせるマーキングです。
フットサル好きなの?俺もたまにヤるよ。今度一緒にヤらない?イキたいときは連絡してよ。君は俺のチームにイレてもらうように話しておくよ。楽しみだね!!
まぁー下品ですね(笑)
普通に話せばなんてことはないことですが、強調すれば相手の潜在意識に性的なイメージを抱かせることができます。
相手が気づかないうちにちょっとそういう気持ちになってくれるというわけです。
最後はちょっとエッチな話になりましたが、
基本的にマーキングは、自分の印象を明るく見せるために使うのが、一番使いやすくて効果的です。
暗い話ばっかりしてる人より、明るい話ばっかりしている人の方が好印象を持たれます。
それをテクニックとして意識すると、ただの会話が、ただの会話ではなくなります。
<同じカテゴリーの記事>
-
赤は力強さと美しさの色。モテたいなら赤い服を身につけろ、絶対に。
続きを見る
-
アンダードッグ効果を使いこなせば女子力が大暴騰!!気になる男性を落とせ!!
続きを見る
-
好きな人の真似をすると好感度が上がる!!恋愛心理『ミラーリング』
続きを見る
-
初対面の人との会話が苦手なあなたを救う心理テクニック『イエスセット話法』
続きを見る
-
初対面の人に好印象をもたれる会話術を、心理学で解説します
続きを見る