好きな人の真似をすると好感度が上がる!!恋愛心理『ミラーリング』

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初対面の人に信頼や共感を得るのは難しいものです。

どんな言葉が響くのか、どんな価値観の人なのか、どんなことで笑う人なのか。初対面では分からないことの方が多いので、心を通わせるのは簡単ではありません。

そこで役立つのが、この記事で紹介する心理テクニックです。

ミラーリング(マッチング)という方法を紹介します。

この方法を身につければ簡単に相手の心と同調することができます。

 

ミラーリングとは

ミラーリングとは「行動を真似することで共感や同調する心理」のこと。
マッチング、ペーシング、チューニングと呼ばれることもあります。

メンタリストや占い師は、客を信頼させるためにこのテクニックをよく使います。
客と自分を鏡のようにして行動を真似るだけで共感を得られるんです。

 

フランスのブルターニュスッド大学のニコラス・ゲイゲン教授が行った以下のような実験があります。

ゲイゲン教授は出会いパーティーに参加していた3人の女性に実験の協力をしてもらいました。

ゲイゲン教授は彼女たちにこんな指示をしました。出会いパーティーに来ている66人の男性と会話をする際に、男性の真似をするようにと。
たとえば、男性が「本当にこれをするの?」と聞いてきたら、女性は「うん。本当にこれをするよ。」というように、オウム返しで返事をするといった具合です。
あるいは、男性が顔を触ったら女性も顔を触るというように、体のしぐさを真似るように指示を出したのです。
また、男性に真似をしていることが気づかれないように不自然にならないように注意をしました。
そして、彼女たちは教授の指示通り、5分間に平均5回男性の真似をしました。

一方で、他の参加者の男性に対しては一切真似をせず、普通に振舞いました。

この実験の結果、真似をした男性たちから連絡先の交換を求められる数が多かったことが分かったのです。
真似をされた男性たちは女性に性的な魅力をより強く感じていたのです。

同じような実験は数多く行われており、
ニューヨーク大学の心理学者ジョン・バー教授は「自分と同じような行動をする相手に対して相性が良いと感じること」カメレオン効果と呼んでいます。
ジョン・バー教授の実験では真似をされると好感度が15%上昇することが分かっています。

 

ミラーリングが起こるのはミラーニューロンがあるため

人の脳にはミラーニューロンという神経細胞があります。
ミラーニューロンは他者のマネをしてしまう本能を司る脳細胞で、他者の行動や感情を自分のものとしてしまいます。

たとえば、
隣にいる人があくびをしたら思わず自分もあくびをしてしまう。
オリンピックで金メダルを取って喜んでいる人を見たら自分も嬉しくなる。
映画で主人公が泣いていたら自分ももらい泣きしてしまう。
これらは全部ミラーニューロンのしわざです。

他人に自分が同調してしまうんですね。
赤ちゃんが親の真似をしながら成長していくのに欠かせない本能です。

人間はこのミラーニューロンを持っているために、自分と同じ行動を取る人に共感したり、信頼をおくようになります。
(共感、同調、信頼のことを心理学ではラポールと呼びます)

野球やサッカーのスタジアムで起こるウェーブも、観客の感情を一体にして盛り上げるためのミラーリングテクニックのひとつです。
音楽ライブでミュージシャンの手拍子に合わせて観客も手拍子をするのもミラーリングを利用した楽しみ方です。

 

ミラーリングの恋愛シーンでの使い方

ミラーリングという心理は、特に恋愛で有効活用できます。

好きな人が目の前にいたら、その人の真似をするとミラーリングの心理によって、相手の信頼や共感を得ることができます。

食事中のミラーリング

一緒に食事をしている場合。
相手が右手でグラスの水を飲んだら、あなたも左手でグラスを持ち飲んでみましょう。
相手がメニューを頼んだら、あなたも一品だけ同じメニューを頼んでみましょう。
料理が運ばれてきたら、一緒に「いただきます」と言って食べ始めましょう。
相手が足を組み替えたら、あなたも組み替えてみましょう。

このような真似をするだけで、相手は知らず知らずのうちにあなたに対して親近感を持ち、
カメレオン効果によって好感度が15%もアップします。

 

メールやLINEでのミラーリング

メールやLINEでも使えます。

たとえば、相手がよく「笑」という文字を使う人なら、あなたもそれに合わせて「笑」を使うという方法があります。
いつもは「w」とか「(笑)」とかを使っていても、相手に合わせて変えてみましょう。
些細な事ですが、それだけで相手は自分と似たものをあなたに感じて、好感度が高まります。

LINEなら同じスタンプを使うもの良いですね。

返信のタイミングや、文章の長さなども合わせてあげるとより効果的です。

 

感情表現のミラーリング

相手が笑っているときは、自分も笑ってあげる。
相手が悲しんでいるときは、自分も悲しんであげる。
相手が苦しんでいるときは、自分も苦しんであげる。

実際にあなたの感情が相手と同じである必要はありません。
あなたの気持ちに関係なく、相手の感情にあなたのリアクションを合わせてあげることがポイントです。

たとえば、今あなたは悩み相談を受けているとしましょう。
そのとき相手の苦しい気持ちを無視して、あなたが冷静な表情と口調でアドバイスをしたら、相手は「全然分かってくれていない」と感じます。
アドバイスの内容なんてどうでもいいのです。あなたの態度を相手は見ています。

相手の悩みがとても些細なことで、そんなに苦しむようなことじゃないとあなたが本心では思っていても、
「それは辛いね」と同調してあげて悩むそぶりを見せながらアドバイスをすると、相手は「自分のことを分かってくれている」と感じて、とてもあなたに信頼を寄せます。
アドバイスも素直に聞いてくれます。

これもミラーリングテクニックのひとつです。

ただし、どのミラーリングテクニックでもやりすぎは禁物
マネをしているとバレたら「馬鹿にされているのか?」と思われて逆効果になってしまいます。

テーブルについて一口水を飲むとか、一緒に食べ始めるとか、違和感なくできることからやってみると良いですね。
バレることもないし、自然にミラーリングできます。

 

 

ミラーリングは相手と心の距離を近づけるのに非常に役立つ心理テクニックです。
やり過ぎない程度に、デート中に軽く入れておくと効果的に働きます。

使い慣れてないとミラーリングをすることに意識が行ってしまって、会話がおそろかになってしまうので、その点は注意してください。
実際に何度も経験を積み重ねたり、テレビや動画を観ながら真似をしてみたり、電車の中にいる他の人の真似をしてみたり。
少し練習すると違和感なくできるようになりますよ。

最初は1~2回やってみるだけで構いません。慣れてくるまでは無理せずいきましょう。

 

 

 

 

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