「実は○○がコンプレックスで悩んでいる」
「誰にも言えないけど、昔〇〇をしてしまってトラウマになっている」
「本当は〇〇という同僚のことが凄く嫌い」
親友や家族など、心の底から信頼している人だけにしか言えない秘密が誰にでもありますよね。
このような本音は、昨日今日出会ったばかりの赤の他人にはなかなか言えないものです。
実は、他人には深い話ができない心理を逆手にとって、恋愛に活かす心理テクニックがあります。
さらに驚くべきことに、
もし気になる女性が本音を打ち明けるぶっちゃけトークをしてくれたら、それは「抱いてもOK」のサインかもしれないのです。
女性が本音を話してくれたら脈ありなのはなぜ?
気になる女性と知り合い、徐々に仲良くなってから、ようやく初デートまでこぎつけた。
でもどこかぎこちない会話。
相手の気持ちが分からないまま、食事を終えてバイバイ。
そのまま2人の関係は進展せずにいたら、1か月後、いつの間にか他の人に取られてしまった。
「俺って草食系なのかな。うまく口説けないなぁ…」
「もし相手の気持ちが分かっていれば、自信を持って誘えるのに。」
こんな経験をしたことのある男性もいるのではないでしょうか。
あとひと押しが足りないことは分かっているけど、あとひと押しをしてもいいのか分からない。
この「あとひと押し」をしてもいいのか分かる方法があります。
それは相手が「ぶっちゃけトークをしてくれたかどうか」
ジェラードという心理学者が以下のような心理実験を行っています。
フロリダ大学に通う18歳~22歳の学生380人に対してアンケートをし、
両親、親しい同性の友人、親しい異性の友人それぞれが、被験者(アンケートを受けた学生)にどのくらい身体的な接触をしているか調査をしました。
その結果、「女性の被験者の自己開示量が多ければ多いほど、異性の友人に多く触られている傾向がある」と分かりました。
自己開示量というのは、自分のことについてどれだけ他人に話をしているかということです。
つまり、
女性が男性に対して「私、実は〇〇なんだよね…」とか、「人には言わないけど、○○だと思ってる」などと、自分について深い話をしている場合は「深層心理では話し相手の男性に触られても大丈夫」という準備ができているサインです。
さきほどの例え話で、あと一押しができない男性はこの心理をうまく使いましょう。
気になる女性が自分に対して開放的になっているかを確かめるために、本音ではどう思っているのかという話題を振ってみるのです。
「上司の○○さんって、正直どう思う?」
「恋愛で辛い経験をしたこととかある?」
このようなちょっと突っ込んだ質問を振ってみて、それに対して人には言えないような本心を語ってくれたら、かなり好感触です。もう一歩踏み出してみましょう。
逆に「○○さんは普通にいい人だと思いますよ」「私は特に…」「うーん。どうだろう。」などお茶を濁されたり、普通の返事しかしなければ、まだ彼女は心を開いていません。あなたと秘密の話を共有しても良いと思えるほど信頼されていません。もっと仲良くなる努力を先にした方がいいですね。
ボディタッチをあまりしない国民性の日本人にも有効?
日本人とアメリカ人の学生240人に対して、バーンランドという学者がジェラードと似たような実験を行いました。
その結果、日本人はアメリカ人に比べて接触行動が約半分と少ないことが分かりました。
これは文化(国民性)によるもので、幼少期には日本人もアメリカ人も変わらないくらい接触行動をするのですが、大人になるにつれて日本人は身体的な接触より、言葉によるコミュニケーションに頼るようになります。日本人は自分の意思をはっきり伝えない「曖昧さ」を重視するのですが、接触行動は直接的なものなので曖昧にできません。そのため日本人には敬遠されるコミュニケーション方法なのです。
異性に少し触れられただけで「この人、自分に気があるのかも」と、日本人は強く感じるということです。
さらに言うと、日本人にとって異性に体を触らせるのは、かなり心を開いている証拠でもあります。ぶっちゃけトークをしてくれた女性に少し触れてみて、女性の反応が良ければベッドに誘ってみると成功率は高いと言えるでしょう。
そのため私は次のようなやり方をしています。
女性がぶっちゃけトークをしてくれたら、自分に心を開いてくれているなとまず考えます。次に、タイミングを見て、二の腕などに触られても気にならない場所に軽いボディタッチをします。
二の腕に軽く触れる程度なら嫌がられることはありませんし、タッチングによってさらに心の距離が縮まります。一方で、女性は「あ、いま触られた…」と性的な意味で意識してくれます。
そのあとは女性の様子を見ながら、「まだ少し距離を開けられているな」と感じれば次のデートの約束までで留めておいたり、二の腕以外を触っても嫌がらず「楽しそうにしてくれている」と感じれば家やホテルに誘ってみるなりして、次の段階に進みます。
触っても嫌がられず、トントン拍子で心の距離が縮まっていくときは、お互いの感情がリンクしているのを感じることもよくあります。
ただし、ここまでの話を読んで「ぶっちゃけトークをした=セックスOK」と考えるのは気が早過ぎます。
「ぶっちゃけトークをした→触っても嫌がらない→むしろ楽しんでくれていることを確認→ベッドに誘ってみる」という順番で、女性の気持ちに合わせてステップを踏んでいきましょう。
※自己開示
自分の意見、態度、関心ごと、趣味など、自分自身に対する情報を他人に言葉で伝える行為のこと。
ジェラードにより初めて体系的な研究が行われた。自己開示は、ストレス発散などの感情の表出、自分の意見や感情がはっきりする自己明確化、他社からの返答を受け取ることで自分自身を安定させる社会妥当かなど様々な機能を持っており、個人の精神的な機能を維持する条件のひとつだとされている。
一般に男性よりも女性の方が、自己開示の量は多い。
※身体接触
心理学では自分の存在を相手に伝えるもっとも原初的な伝達方法とされている。
一般的に男性が女性に対して行うことが多く、また、若者よりも老人の方がすすんで相手に接触することが多い。
参考:植木理恵のすぐに使える行動心理学
変なボディタッチをしてしまうと、
せっかく良い雰囲気だったのに、台無しになってしまうこともあります。
いやらしくなく、自然なボディタッチをする方法についてはこちら記事を参考にしてみて下さい。
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宗教のトラブルだったんだけど。
本当に難しい問題だったから真剣に答えたことを覚えてるよ。
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